目前に差し迫った難儀、生きるか死ぬかの危急に瀕することの譬え。
車の轍の跡の水たまりに鮒が一匹あえいでいて通りすがりの旅人に頼んだ。「何杯かの水を運んできて助けて!」。旅人は面倒くさげに「いいとも、南方の呉や越の王に遊説に行くところだから、そのついでに西江の水をたっぷりと運んであげる」と。鮒は怒って「乾物屋の店先でまた会おう」と。
瀕死の鮒は、少量の水でも、直ちに欲しいと訴えており、それに迅速に応えることが人間の真心の意。
医療のこころに通じる。
月に一度、職員の意思の統一をはかる為に朝礼を行い、初めに、職員の心得である「一人ひとりが挑戦者」を朗唱しております。
病院の経営運営にあたり大切な事は、職員お互いの意識、意思の統一を行う事です。また、医療レベルの統一は、技術・サービスのレベルを一定に保ち、高い技術と心地よいサービスを職員一人ひとりが患者さんに提供する事です。
職員の意識、意志の統一と医療レベル統一のために、開院以来およそ30年間かかさず朝礼を行っています。
私たち医療者は、患者さんの権利を尊重した医療活動を行い、社会的・道義的な信用を確保するために、専門家として自立的に、患者さんにとってもっとも望ましい適切で十分な医療サービスを提供できるように努力しなければならない。また、職業人として守秘義務を厳守する義務がある。
私たち医療者は、
患者さんの尊厳および人権に配慮し、医療の進歩に貢献します。