お知らせ

通所リハビリテーション「コグニバイクについての体験・説明会」を開催しました

2017年07月20日掲載

 当院の通所リハビリテーションでは、地域にお住いの患者さんや要介護者さん等の認知症予防を目的としたコグニバイクを導入しました。コグニバイクとは認知症予防のために、計算や記憶などの認知課題と自転車連動による運動を同時に行う機器です。(コグニサイズ)
 平成29年7月20日(木)に地域の居宅介護支援事業所の方を対象に「コグニバイクについての体験・説明会」を開催しました。栃木県内で導入している施設は少なく、体験・説明会では多くの質問を頂きました。ご参加ありがとうございました。

<< 院内参加者 >>
関谷看護師長
水谷技士


【認知症予防に関する国の施策】
 認知症の患者さんは2025年には700万人を超えることが推計されています。これは65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患する計算になります。2012年時点では認知症高齢者数は全国に約462万人と推計されており、2025年までに約1.5倍にも増える見通しです。(厚生労働省 新オレンジプラン参照)新オレンジプランでは認知症への理解を深めるための普及活動の推進、容態に応じた医療・介護等の提供体制の構築、地域づくりの推進、認知症の予防・治療・リハビリテーションモデル等の開発を推進しています。このような国の施策において、国立長寿医療研究センターは認知課題(計算、しりとり等)と運動を組合わせた取組(コグニサイズ)が認知症予防に繋がると推奨しています。


コグニバイクのご案内は以下のリンクからご覧いただけます。